聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

A-20. 金融・経済

日本振興銀行の受け皿はイオン銀行に決まりそう

<日本振興銀>イオン銀行が最有力の譲渡先に 来月最終交渉 経営破綻し、預金保険機構の管理下にある日本振興銀行の公募による受け皿探しで、イオン銀行が最有力の譲渡先になっていることが14日、分かった。預保機構は25日、振興銀の業務や資産をいった…

「復興緊急保証」新設の方針

被災中小企業の借り入れ、政府が全額保証 制度新設へ 菅政権は、東日本大震災で被害を受けた中小企業が、民間金融機関から借り入れをした際に保証する「復興緊急保証」を新設する方針だ。今年度の1次補正予算案に、この保証制度を含む中小企業の資金繰り支…

自見大臣の発言は「表向き」のコメントと理解するけれど

仙台銀の公的資金申請検討、地域経済支援最優先の姿勢を評価=金融相 自見庄三郎郵政・金融担当相は12日の閣議後会見で、仙台銀行が10月に予定していたきらやか銀行<8520.T>との経営統合時期の延期と公的資金注入の申請を検討すると前日に発表したこと…

林原、会社更生法の適用申請へ 私的整理を断念

林原、会社更生法の適用申請へ 私的整理を断念 バイオ企業の林原(岡山市、林原健社長)は2日、私的整理を断念し、会社更生法の適用申請することを金融機関に伝えた。同社は私的整理手法の一つである事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを申請していた。 (…

日本振興銀行の木村剛氏、立件かぁ

振興銀検査忌避 木村前会長ら立件へ 電子メール組織的削除に関与の疑い 日本振興銀行(東京都千代田区)の銀行法違反(検査忌避)事件で、電子メールの削除に同社の実質的な創業者である木村剛前会長(48)が関与した疑いが強いことが13日、捜査関係者へ…

日本振興銀行、出資法抵触の疑い

金融庁、振興銀を行政処分へ 出資法抵触の疑い 金融庁は26日、中小企業向け融資を専門に手がける日本振興銀行を行政処分する方針を固めた。新規融資など一部業務の停止を軸に最終調整に入った。上限金利を定めた出資法に抵触する疑いのある取引があるなど、…

東京リスクマネージャー懇談会セミナー「ストレステストの活用と課題」

東京リスクマネージャー懇談会(TRMA)のセミナーに参加。 お題は「ストレステストの活用と課題」。 今回のセミナーは、日本銀行金融高度化センターが昨年開催したワークショップ、「VaRの活用と留意点」で行なわれたディスカッション内容を踏まえた、ストレ…

亀井大臣のアドバルーン

ペイオフ限度額引き上げ、預金保険料の料率引き下げも検討 亀井郵政改革・金融相 亀井静香郵政改革・金融相は2日の閣議後会見で、金融機関の破たん時に、預金とその利息を1000万円まで保証するペイオフ制度の上限を、「金融業界からそういうことについ…

郵便貯金預入限度額引上げ…

郵貯限度額2000万円で決着 政府は30日夜、郵政事業見直しを巡る閣僚懇談会を首相官邸で開き、郵便貯金の預入限度額を現行1000万円から2000万円に、簡易保険の加入限度額は同1300万円から2500万円にそれぞれ引き上げることを決めた。 一任を受けた鳩山由紀夫…

バーナンキ議長、必死だな

バーナンキ議長「全銀行の監督、FRBに役割」 【ワシントン=御調昌邦】米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は17日、「FRBがすべての規模の銀行監督に十分に参加することが金融政策や金融安定などの中央銀行の機能を高める」との認識を示した。 同日の下…

素朴な疑問

tomber2009: ドル円は86円台前半。円高になると輸出関連企業が…って大騒ぎになるけど、潤うのが企業だけで、従業員に回って来なければ、家計部門の消費は回復しないよね? tomber2009: 家計部門の購買力という観点では円高の方が好ましいように見えるけど、…

ドル円84円台にワンタッチ

tomber2009: おはようございます。晴れ。ドル円は86.50、昨日よりさらに円高進行中。東京市場はどう動く? tomber2009: ドル円84円台にワンタッチとか。もはや祭状態だね。15年ぶりの70円台突入もあるかな?その前に日銀砲が放たれるんだろうか? tomber2009…

問題は「保険をかけていること」じゃないでしょ

問題視すべきは「強引な取立て」「違法な取立て」であって、「保険をかけていること」ではないと思う。 消費者金融借り手の生保加入、同意徹底へ 金融庁が指導 消費者金融各社が借り手に生命保険をかけ、死亡した場合の「担保」としている問題で、金融庁は生…

とうとうゼロ金利解除

とうとうゼロ金利が解除されました、ということで取り急ぎクリップ。 日銀、ゼロ金利を解除・誘導目標0.25%に 日銀は14日の政策委員会・金融政策決定会合で、短期金利をほぼゼロ%に抑え込んでいた「ゼロ金利政策」を解除することを決めた。即日実施する。…

むしろなぜ解約したかが問題

民主、首相の任命責任追及・日銀総裁の村上ファンド投資 野党は日銀の福井俊彦総裁が村上ファンドに投資していた問題を重大視し、総裁の進退を問う構えだ。小泉純一郎氏の任命責任も徹底追及する方針で、18日に国会が終わってからも閉会中審査などを求める。…

村上さん逮捕

村上ファンドの村上さんが逮捕されて色々な反応が出てきているわけですが、金融・証券・法律に造詣の深いであろう方々で村上さんを擁護する意見がちらほら見えます。指摘されていることは、村上ファンドには旧態依然とした上場企業の意識改革を迫った側面も…

村上さん引退宣言

村上代表「この世界から身を引く」 村上ファンドの村上世彰代表は5日、東京証券取引所で開いた記者会見で、自身の証券取引法違反(インサイダー取引)について、「証取法というこの世界の憲法を犯してしまった」と同法違反を正式に認めた。その上で、「私が…

メガバンクの決算

不良債権消え、巨額「戻し益」三菱UFJ 大手銀行の一部は22日、06年3月期の連結決算を発表し、軒並み巨額の利益を計上した。なかでも三菱UFJフィナンシャル・グループの当期利益を約1兆2000億円まで押し上げたのは、過去に積んだ不良債権処理…

安全性と利便性のトレードオフ

なださんは分かっておっしゃっておられるでしょうから野暮は承知の上で。 変だぞ 銀行の安全対策(精神科医・作家のなだいなださん) --特にセキュリティ(安全)対策に疑問があるそうですね。 「勧められて、手のひらの生体認証を登録しましたよ。よく考…

JPモルガン信託に業務停止命令

金融庁もようやく重い腰を上げたなぁというところ。 金融庁、JPモルガン信託に半年の業務停止命令 金融庁は5日、JPモルガン信託銀行に対し、証券化を引き受けた不動産の審査体制がずさんだったとして、不動産の信託にかかわる業務を4月13日から半年間停…

景気後追いの人事政策か…

採用が拡大しているというのは景気が上向いていることの傍証なのでしょうが、もう少し景気に左右されない人事政策を取ってもらえるとありがたいなと思います。 大手銀が再雇用を積極化・りそなやみずほ 大手銀行が異業種からの中途採用や退職した社員の積極…

システム運用者が生データからカードを偽造

しかし最近は何でもありですな。生データに触れる人間がデータを持ち出してカードを偽造したら防ぎようがありません。 NTTデータ元社員、カード偽造の疑い 被害3千万円 NTTデータは28日、開発、運用を請け負っていた仙台銀行のコンピューターシステ…

郵貯銀行の一石三鳥のアイデア

「郵貯銀行やるなぁ」というのが正直なところ。実現すればシステム開発の時間もヒトもカネも節約できる一石三鳥のプロジェクトになりますね。 郵貯銀、大手銀から基幹システム買い取りへ 郵政民営化の準備会社、日本郵政は2007年10月の民営化で発足する郵便…

量的緩和解除後についてのメモ

日銀が5年にわたる量的緩和を解除しました。解除そのものは、ここ10日くらいであっという間にマーケットに織り込まれてしまったので、大きなインパクトは無いと思います。政府・与党は、量的緩和解除によるデフレの再燃を心配しているようですが、政府は政府…

何を期待していたんだろう?

日経新聞の特集「フィナンシャル越境バトル」に、旧大蔵省で銀行局長を務めた西村吉正早稲田大学教授と金融審議会などの常連でもある日本総研の翁百合主任研究員のインタビュー記事が出ています。この10年くらい進められてきた金融業界の規制緩和の結果を総…

投機家について補足…

先のエントリーで東証の西室社長の発言を批判しましたが、西室さんに限らず投機家に対する偏見はなかなか無くなりませんね。この背景には、投機家の行動をマネーゲームと言って非難する人たちが投機家のスタビライザーとしての機能を全く見落としているとこ…

見当違いも甚だしい

貧弱なシステムで市場参加者に多大な迷惑を及ぼしている証券取引所のトップの発言としては見当違いも甚だしいと思います。 ライブドア株“マネーゲーム化”…東証社長が批判 東京証券取引所の西室泰三会長兼社長は21日の記者会見で、東証マザーズ上場のライブ…

フェードアウトを目論む信用保証制度

信用保証料率、リスクに応じて9段階に 経済産業省は国が認可する各地の信用保証協会が手掛ける信用保証制度について、企業が支払う保証料の料率を、4月から企業の経営体力に応じて9段階に分ける。現行は一律年1.35%だが、0.5―2.2%に切り替える。中小企業を…

紙媒体の方が外部漏洩は容易だと思う

売った先がどこであれ、顧客情報を持ち出して売り渡すなどという事は許されることではありません。今回の事件は、暴力団のフロント企業と共謀して顧客情報を持ち出した疑いが濃いようですが、事実とすれば開いた口がふさがりません。 顧客情報を暴力団側に漏…

そういえば日本振興銀行

日本振興銀、簡略審査で融資 木村会長親族会社に 日本振興銀行(本店・東京)の木村剛会長(43)の親族会社をめぐる融資問題で、昨年3月の融資の際、会社の代表者による個人保証や倒産の危険性の算出など社内規則に定めている審査の手続きが省かれていた…