聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

A-50. 国際

ビンラディンがザルカウィに活動範囲拡大を要請

ロイター通信などは28日、国際テロ組織アル・カーイダの最高指導者ウサマ・ビンラーディンがヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者に対し、米本土をテロ攻撃の標的にすることを考慮するよう求めたと報じた。米当局者が両者間の通信を傍受した…

アフリカのトーゴでは経済制裁により大統領が辞任

西アフリカ・トーゴの大統領、フォール・ニャシンベ氏(39)が25日辞任した。 このニャシンベ氏、大統領職に就いたのは今月5日のこと。前任の大統領で彼の父親でもあるエヤデマ大統領は38年間大統領職にあった事実上の独裁者。彼が死去したため軍部が憲法を…

EUの対中国武器禁輸措置解除へ

EUによる中国への武器輸出禁止措置が6月に解除されることが、半ば既成事実となった。 一九八九年の天安門事件を機に始まった中国への武器禁輸は、中国との貿易拡大に伴い、有名無実化が進んでいる。EUは六月にも解禁に踏み切る構えだ。 米国は、中台軍事バ…

日本は既に北朝鮮に経済制裁していると思われているようだ

北朝鮮の核保有宣言から二日経った。これまでのところ内外のマスメディアの論調を荒っぽくまとめると「北朝鮮がまた核を保有していると言っているが、交渉用の強面ポーズだろう」といったところだろうか。実際、核実験の痕跡が認められない現状では北朝鮮が…

北朝鮮自爆

朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は10日、同国の核問題に関する6か国協議について、米ブッシュ政権が北朝鮮への「敵視政策」を変えず、日本もこれに追随しているとして、「参加を無期限中断する」との声明を発表した。声明はさらに、「我々は自衛のために…

イスラエルとパレスチナの停戦合意

昨年11月に長年、パレスチナを率いてきたアラファト氏が死去したことで中東和平は大きく展開し始めた。アラファト後継となったアッバス議長は当初、指導力、統率力に疑問を持たれたが、イスラエルが拒絶していたアラファト氏と違い、イスラエルとの対話を積…

ひとこと(2005.1.28)

●ウクライナ大統領にノーベル平和賞? 27日のインタファクス通信によると、米国のヒラリー・クリントン上院議員(民主)とマケイン上院議員(共和)はノーベル委員会に連名で書簡を送り、民衆革命を経て政権を掌握したウクライナのユーシェンコ大統領とグル…

ドイツ、ハイジャック機の撃墜を容認

ドイツでテロリストなどに乗っ取られた旅客機の撃墜を容認する法律が発効したそうだ。「乗っ取り機がさらなる人命を奪うのに使われ、それを防ぐ手だてが他にない場合」には、ドイツ連邦軍の戦闘機を投入し、国防相の命令によって撃墜してもよいということら…

江蘇省住民の行政満足度が99%

中国の江蘇省政府が実施した住民評価制度「万人評議」で、省の共産党委員会と政府各部門に対する総合評価を「満足」とする回答が99%を占めたことが中国内部でも批判を浴びている。 中国・江蘇省住民、行政に「満足」99%…批判呼ぶ(2005年1月13日 YOMIURI ON-…

ユシチェンコ氏勝利宣言

12月26日に実施されたウクライナ大統領選挙のやり直し投票は、野党候補のユシチェンコ氏が勝利した模様。 野党ユシチェンコ氏が勝利宣言…ウクライナ再決選投票(YOMIURI ON-LINE 2004年12月27日) これでウクライナは当面、政治・経済的にはEUへの統合、軍事…

李登輝前総統へのビザ発給に中国が反発

王毅駐日中国大使は同日、都内で講演し「(李氏は)台湾独立勢力の代表的な人物。公職から退いたとはいえ、分裂活動を進める急先鋒(せんぽう)だ。考え直していただきたい」と述べ、李氏へのビザ発給の取り消しを求めた。(NIKKEI NET 2004年12月22日) こ…

アメリカ、北朝鮮経済制裁に慎重姿勢

訪米中の小池沖縄・北方担当相がラムズフェルド国防長官、アーミテージ国務副長官らと会談した。アメリカ側は日本で論議が高まっている北朝鮮に対する経済制裁に慎重姿勢を見せたそうだ。「米、北朝鮮経済制裁に慎重姿勢・小池担当相と会談」 (NIKKEI NET 2…

日本の安保理常任理事国入りのメリット?

国連の安全保障理事会の改革に関連して、常任理事国の拡大が正式な議題として俎上に上りつつある。 国連のハイレベル委員会の答申では、常任理事国を増加させても拒否権の付与は行わない方針らしい。これに対し小泉首相は、常任理事国に就任した暁には拒否権…

対北朝鮮強硬策実施までに考えるべきこと

第三回実務者協議で北朝鮮から提出された横田めぐみさんのものとされたお骨、松木薫さんの可能性があるとされたお骨は両方ともニセモノだという鑑定結果が出た。 今回の結果を受け、家族会はじめマスメディアも、経済制裁を検討すべき、踏み切るべきという意…

ウクライナ選挙法改定

選挙法が改正され、ウクライナ大統領選挙は再投票に向けて動き出した。 ウクライナ最高会議(国会)は8日、憲法と選挙法の改正案を賛成多数で可決した。公正な選挙の実施を目指す選挙法の改正と引きかえに大統領の権限を大幅に縮小する改憲案を一括採択する…

ウクライナ大統領選挙に対する日本の対応

ウクライナ大統領選挙に関して、マスメディアは逐一与野党の攻防を伝えて来ているが、日本政府がどう考えているか伝わってこないなと思っていたら、ようやく12月3日になって町村外務大臣の談話(外務省)が出た。 内容は今回決定した選挙のやり直しを支持・追…

ウクライナ再投票へ

ウクライナの大統領選挙は、最高裁が先日の決選投票を違法と認定したため、再投票が行われることが決まった。 ユシチェンコ候補はもちろんのこと、ユシチェンコ候補を後押ししていたEUやアメリカも今回の決定を大歓迎している。フランスでは、鯖田鮫蔵氏のリ…

金正男氏?からのメール

読売新聞の記者宛に、北朝鮮の金正男氏?と思われる人物から電子メールで年末の挨拶が届いたとか。 金正男氏?から読売記者にメール(YOMIURI ON-LINE) 件の人物は、9月に北京国際空港で記者団の前にいきなり姿を見せたことがニュースになっていたが、記者…

ウクライナ大統領選挙は再選挙へ

与野党のにらみ合いが続いたウクライナの大統領選挙は、再選挙の方向で妥協が成立した模様。決選投票の有効性を審理している最高裁の判断が出た後、具体的な再選挙の方法を決めることになった。 とりあえず大規模な流血騒ぎは避けられそうな状況になり一安心…

ウクライナ大統領選挙での疑問

ウクライナの大統領選挙が大混乱に陥っている。 11月29日午前中の段階では、野党のユシチェンコ候補側が、臨時政府「救国委員会」を作り、大統領の監禁をちらつかせて、対立候補であるヤヌコビッチ首相の罷免を求める「最後通告」を突きつけるなど、殆どクー…

再び北朝鮮への経済制裁

ここ数日北朝鮮から立て続けにニュースが流れて来ている。 いわく、外国人が出入りする場から金正日総書記の肖像画が外された(これは数日後に復活)北朝鮮のニュースで金首席の「美称」が付けられなくなった(これも数日後に復活)海外向けに接点のある職員…

北朝鮮への経済制裁

現時点で日本が単独で北朝鮮への経済制裁を発動しても、北朝鮮を追い詰めきることはできないだろう。日本は北朝鮮を黙らせる「力」を持っていないので足下を見られているということを認識した上で、今後の対応を考えるべき。

国籍不明の潜水艦

昨日から大騒ぎとなっている国籍不明の潜水艦。公式には未だ国籍の特定には到っていないということになっているが、ほぼ確実に中国の漢級原子力潜水艦だろう。 中国としては確信犯なんだろうが、よくもまぁこの微妙な時期に領海侵犯などという大胆な行為に及…