オランダ戦は残念!-でも決勝トーナメント進出に期待
週末の日本-オランダ戦は面白かった。
日本はともかく、オランダも決定的なチャンスはほとんどなく、スナイデル選手のミドルシュートもGKの川島選手が反応しながらはじいてしまった結果としての失点。
カメルーン戦は日本がワンチャンスをものにしたけれど、オランダ戦ではワンチャンスをものにしたのがオランダだったということ。カメルーン戦でも思ったけれど、日本代表としては思惑通りの展開だったんだろうな。
それにしても、後半立ち上がりから得点を奪うまでのオランダの動きは、素人目に見ても前半の動きとは違っており、「ギアを上げた」という表現がぴったりくるものだった。日本も必死にディフェンスしていたのは見ていてわかったけれど、相手が一枚上手でしたね。
日本の攻撃も、松井や大久保のドリブルからの仕掛けやコーナーキックなどのセットプレーなど、それなりに迫力があったけれど、「絶対に点を取る」という雰囲気みたいなものの伝わり方がオランダのそれとはやっぱり違っていたと思う。
ああいうギアの上げ下げの自由自在さがオランダなどのトップクラスの国と日本の差なんだろう。学生時代にやってたハンドボールで強豪大学とやる時に、前半はいい勝負ができても、後半こちらがきつくなった時間帯にギアを上げられて、結局力負けという展開を思い出してしまった。レベルは全く違うけどね…。
とはいえ、次のデンマーク戦で勝つか引き分ければ決勝トーナメント進出という、戦前は予想していなかった(失礼!)展開を引き寄せた選手のがんばりは素晴らしい。これまでの2戦のようなディフェンスができれば、大量失点ということはないだろうから、少ないチャンスがどちらに味方するか?というカメルーン戦、オランダ戦と同じような展開になるのかな?
結果が日本にラッキーに転がって、決勝トーナメントに進出できることを願います。