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お気楽金融雇われ人の見聞録

日本代表、PK戦でパラグアイに惜敗

パラグアイ戦は0-0と両軍とも得点できないまま、延長戦、PK戦の末、残念な結果に。

代表選手と岡田監督はじめスタッフはお疲れ様でした。本当に良くがんばったし、自らつかんだ結果を誇りに思ってもらいたいと思う。

PK戦で負けるというのは、もう実力云々の世界じゃない(バッジョも外したことがあるし)ので、実態的には引き分けということで理解しているのだけれど、ベスト8以上に勝ち上がるためには、まだ修行が足りないということなのだろう。

とはいうものの、94年のワールドカップは、いわゆる「ドーハの悲劇」で予選を勝ちあがれず、98年は予選リーグ敗退、2002年の日韓大会はベスト16、2006年は再び予選リーグ敗退、というのがこれまでの歴史。

思えば、94年当時はワールドカップ本戦に出場することが大目標で見ているこちらの期待水準でもあったのに、今では(アジア枠が拡大されたとはいえ)予選突破は当たり前、決勝トーナメントでどこまでいけるか?が期待水準になっている。日本のサッカーは少しずつかもしれないけれど、着々と強くなっていると思う。

今回のワールドカップでは、事前のプランどおりではなかったかもしれないけれど、思い切った守備的な布陣からのカウンター狙いのサッカーを展開して、ディフェンスに関しては世界に引けをとらない水準にあることを示してくれたと思う。次のチャレンジは、オフェンスの「もう一押し」をどう身につけるか?という積年の課題をクリアすること。

その鍵は、今回の本田選手や松井選手、大久保選手が見せてくれたんじゃないかな?

もちろん最善のプレーばかりではなかったけれど、局面を打開するためにはどこかでディフェンダー1人をかわさなければいけないので、ドリブルからの1対1は有効な手段。あれをセルフィッシュといって、パス回しだけでかわそうとしている限りは、また限界にぶち当たってしまうように思う。

ともあれ、次回のブラジル大会に向けて、またチャレンジですな。

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以下余談。
610xパラグアイバルデス選手がPKを外した駒野選手を気にかけて、いろいろ声をかけて元気づけているところ。
バルデス選手、いい人だなぁ。
スポーツマンはかくありたいものです。