聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

「こだま」で東京-名古屋を乗りとおしてみました

今回の連休は3日から名古屋の実家に戻ってきているのですが、帰省自体が急に決まったこともあって、新幹線の指定席は取れるわけが無い、高速道路も渋滞でノロノロ運転になることが目に見えていた、というわけで苦渋の策として新幹線の「こだま」で東京から名古屋まで乗り通すという手段を試してみました。

結論から言うとこれが想像以上に快適でした。さすがにこだまといえども出発間際には満席になって、デッキにも人が立つような状況になりますが、1本やり過ごして次のこだまを待てば、ほぼ100%席の確保が可能なのでは?と思うような状態ですね。

ちなみに、我が家の一行が東京駅に到着したのは3日の正午すぎ、新幹線ホームがまさに人であふれ返っている時間帯だったのですが、ホームに着いたとき丁度出発するところだった新大阪行きのこだまをやり過ごしたところ、次に来た名古屋行きのこだまでは、待ち行列のほぼ先頭に並べたので、名古屋まで悠々と座ることができました。

問題があるとすれば料金と時間でしょうか。料金は高速道路を使うことをかんがえると、どうしても余分にかかってしまいますし、時間は東京-名古屋間でほぼ3時間。のぞみがほぼ100分で走ることに比べると倍近い時間がかかる計算になります。連休中で臨時列車が増発された影響もあるのでしょうが、駅に止まるたびに5-6分停車するのは閉口します。正味走っている時間より止まっている時間の方が長いんじゃないですかね?

まぁ、時間がかかるとは言っても3時間ですから、高速道路で渋滞に巻き込まれるよりは間違いなく速いでしょうし、各自がめいめい昼寝したり本読んだりしながらのんびり過ごせると思えば、ある意味贅沢な移動方法ですよね。

現在の東海道新幹線は、のぞみ中心のダイヤを組んでいることもあって、こだまは30分に1本程度しか走っていないのですが、混雑を避けてのんびり移動したいという方には、こだまでの移動はオススメです。