聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

かいけつゾロリ ちきゅうさいごの日

上の息子が今ハマッているのは、ご存知「かいけつゾロリ」シリーズです。

改めて説明するまでも無いくらいですが、このかいけつゾロリシリーズは、1987年の「かいけつゾロリのドラゴンたいじ」から始まってすでに36冊を数えますが、この「ちきゅうさいごの日」はシリーズ第26弾にあたります。

どこかの星が爆発してできた隕石が明日地球を直撃するという臨時ニュースから始まるこのお話。ゾロリとイシシ・ノシシは、なんとか地球の滅亡を防ごうと、仲間を集めてある作戦を始めるのですが…。

この「ちきゅうさいごの日」に限りませんが、かいけつゾロリシリーズは、ちょうど小学校に入ったばかりの「男の子」たちが喜びそうな要素を集めて、話の中にちりばめるとこんな感じになるという見本のような話です。なので、息子も代のお気に入りですが、小学校でも男の子たちには大ウケになっているようです。

ゾロリをはじめ出てくるキャラクターたちは、いわゆる「いい人」がほとんどなので、親としては下らぬ心配をせずに子供に読ませてやれる話です。ちょうど小学校入学前後の時期で、子供が自分ひとりで本を読めるようになったころに与えてやるのがタイミングとしては一番良いのかなと思います。

また、ゾロリシリーズには、子供たちが自分でもゾロリと同じような話を作ってみようとさせる魅力があるようです。息子も紙と鉛筆を引っ張り出してきて、なにやら似たような話をこしらえて自分で悦に入っていました。話の展開が分かりやすいので子供でも筋を追いやすいというのも、子供たちの創作(?)意欲を刺激するのかもしれません。