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民主党が1人別枠方式廃止方針を決定

民主が1人別枠方式廃止方針決める 一票の格差問題
民主党は31日、一票の格差が2・30倍だった一昨年の衆院選最高裁違憲状態と判断したことを受け、「1人別枠方式」を廃止するとともに、同党が公約で掲げた比例代表定数80削減を目指す衆院選挙制度改革の基本方針を決めた。
岡田克也幹事長、石井一選対委員長、輿石東参院議員会長が同日午前、国会内で会談し、確認した。近く党の政治改革推進本部で基本方針を正式決定する。石井氏は会談後、記者団に対し、5月の大型連休明けに選挙制度改革に向けた野党との協議を本格化させる考えを示した。
(2011年3月31日 産経新聞

たまには民主党の仕事もポジティブに評価したい。

衆議院議員選挙の区割り見直し大賛成」でも書いたとおり、衆議院の定数配分に関する最高裁違憲判決を受けて、いわゆる「1人別枠方式」の廃止を決めたというもの。

まぁ、定数見直し問題は、議員が自分たちのリストラ計画を作るようなものだから、議席減が見込まれる選挙区の議員を中心にいろいろ抵抗もあるだろうし、すんなり進む保障はどこにもない。

議員定数見直しに関しては、自民党政権アンタッチャブルよろしく、ほとんどサボタージュしていたに等しいので、手をつけたこと自体はポジティブに評価しよう。あとは、きちんと見直しを進めて「実現」してくれるかどうか、よく見ておこう。

とはいうものの、最高裁判決が出なければ、民主党自民党と同じお茶の濁し方をしようとしていたから、その分割り引いて評価しなければいけないけれどね。

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