聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

茂木教授から受験生へのエール?

茂木教授(@kenichiromogi)の連続ツイートが面白い。

2月17日のテーマは「受験」。

入試(1)まず、今受験シーズンの方々、がんばってください。本番に強くなるためには、練習の時から本番以上のプレッシャーをかけておくといいです。そうすれば、本番が「遅い球」に見えます。
入試(2)できれば、自分の志望校に受かった方がそりゃあうれしいから、幸運を祈っております。私の東京大学時代の学友、塩谷賢を祀った」、おしら様神社を参拝なさると御利益があるかもしれません。彼は元気で生きていますが! http://bit.ly/gIZj2M
入試(3)その上で、もし落ちてしまったとしても、あるいは「学力」が足りないと思ったとしても、落ち込むことはありません。というのは、日本の入試は、きわめて特殊な能力を測っているからです。入試がんばって欲しいですが、一方であんなもんクソクラエと思うのも正しい。

最初、大学受験生に向けたエールとして始まったのだが、途中から日本の大学受験批判に。

入試(6)ハーバードをはじめとするアメリカの大学の入試はね、SATやTOEFL。前者は基本的な思考能力を問う、きわめて真っ当な試験です。あとはエッセイや面接。逆に言えば、ペーパーテストで日本のような人工的な競争をするのはナンセンスだと、ちゃんとわかっている。

でもまぁ、日本でも京大経済学部の「論文」入試みたいに、センター試験で一次評価したあと、論文メインの入試をする学校もあるよなぁとは思う。面接までやる学校は少ないみたいだが。

それに大学院の入試は、論文と面接がほとんどじゃなかったっけ?

これって論文+面接の方が望ましいと学校も考えているってことだよな?

結局のところは、入学を希望する学生の数に対して、受け入れる大学側のマンパワーが圧倒的に足りないのと、一定の時期にいっせいに入試を行わなければいけないという制約(?)があるから、合否をある程度定型的に判断できる学力試験のウェイトが高まってしまうのだろう。

最近は企業の新卒一括採用に対する批判が強いけど(批判の内容は正しいと思うが)、大学は大学で学校側の都合優先で学生を選抜しているんだよな。

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