聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

法科大学院の闇ねぇ…

BLOGOSで「法科大学院の闇」というエントリーを読んだ。OBとしては、一言いっておかねばなるまいw。

と言っても、現在の法科大学院制度が多くの改善すべき点を抱えていること自体は、特に異論はない。一言言いたいのは、そこじゃない。

気になったのは、以下のコメント。
適応される法が何で、その法の解釈、そして類似ケースの判例が判れば対応を考える事、左程困難とは思えない
で、筆者によれば、クラウドが発達すれば、これらの問題は解決するのだそう。

確かに、先行事例を調べて、目の前の案件との共通点・相違点を洗い出し、解決策を見出だすのは、法曹のイロハのイと教わっているし、実際に行われていることと思う。

でも、こういうプロセス踏んで解決策を考えるのは、法曹のような法律職に限った話じゃない。筆者の属するコンサルタント業界だって、同じプロセス踏むんじゃないの?

法曹の仕事がクラウドで片付くなら、コンサルタントの仕事もクラウドで片付くってことだよね?

まぁ、ご本人が言いたいのは、そういうことではないんだろうし、筆が滑っただけなんだろうけど、ご自身の仕事と批判対象の共通点も自覚せずに、このエントリーを書いたのであれば、あとは推して知るべしってところですね。

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