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お気楽金融雇われ人の見聞録

ゆうパック、お粗末杉

ゆうパック遅配、きっかけは「仕分けラベル」の準備不足
日本郵便の説明では、「ゆうパック」と「ペリカン便」は荷物を仕分けるためのコード番号が異なるため、統合後は新たに6ケタの数字が書かれた共通ラベルを荷物に張ることにした。百貨店などの大口顧客には6月中旬、伝票を打ち出すシステムの新しいプログラムを提供し、共通ラベルを印刷して張ってもらうように要請した。
(2010年7月28日 朝日新聞

個人が年賀状を印刷するんじゃあるまいし、7月から移行するのに、6月中旬に新しいコード番号を通知して、対応してもらえるなんて思う方がどうかしている。民間で、この手の話が起こらないなんて言う気はさらさらないけれど、それにしたってお粗末杉。

「新しいプログラムを提供し、共通ラベルを印刷して張ってもらうように要請」なんて書いてあるけれど、そもそも、あて先を打ち出す共通のプログラムがあるわけでもないのに(私が知らないだけ?)、「新しいプログラムを提供」って、どうやってやったんだろう?単に新コードと住居表示の対応表を渡しただけのような気がするが……。そんなの渡されたって、百貨店だって対応できないだろうに。

ということは、行ったその場で「対応できない」と言われた先が大部分なんじゃないか?

であれば、人海戦術で対応するしかないわけで、一時的に勤務シフトを変更するとか、不十分ながら手の打ちようはあったはず。にもかかわらず、その手の対策を打ったわけでもない……。

要するに準備不足どころか、何も準備していなかったってことでしょう。ダメダメだよね。

ここ数年、年賀状の遅配も常態化しているし、中元・歳暮も満足に配達できない……、郵便局大丈夫か?

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