去年の夏休みは忙しかったなぁ……長男Nが
本業がバタバタしてブログの更新がままならない間に、学生さんたちの夏休みが始まり、朝の電車も「多少」空いてきた。
長男Nも水曜日から土曜日まで林間学校で家を空けている。小学校の泊まりの行事は1泊2日かせいぜい2泊3日だったが、さすが中学生ともなると3泊4日の日程。林間学校から帰ると、学校の夏期講習と部活がほぼ休み暇なく予定されているので、この夏、家族で一番忙しいのは間違いなくNであろう。
でもNにとっては去年も忙しい夏休みだったことだろう。
中学受験前の夏休みということで、可能な限り勉強に時間をとりたかったので、Nは塾の講習の合間は自習室で自分の勉強を進めることにしていた。朝8時30分頃、家を出て、帰りは暗くなってから、晩ご飯食べて一休みしたら塾の宿題を終わらせて……というのが基本スケジュール。加えて、野球チームの合宿に顔を出したり、彼の祖父の法事に参加したりもしていたので、他の受験生同様、まぁ12歳の子供にしてはハードな日々を過ごしていたことと思う。
とはいえ、字面だけみると相当忙しく見える夏休みではあったけど、実際には親が事前に目論んでいたほど学習に割ける時間がなかったなぁというのが実感。
親としては、「夏休みに総復習!」とか「夏休みに苦手克服!」と意気込んでいたのだが、塾の講習とか合宿や法事の日程を考慮すると思っていた以上に使える時間は少なかった。
そもそも、机に向かっている時間をフルに集中して勉強することはできない。これに、気分が乗らなくて取り掛かりが遅くなったり、途中で飽きて休憩したり……、なんてことが加わると、親の目論見どおりの実働時間を確保することは実際は不可能と思っておいたほうが吉。
なので、あれもこれもと欲張ると、思ったような成果が挙げられずに親のイライラばかりが募ってしまう。今から振り返ってみると、可能な限りターゲットを絞って、時間も限定して取組むのが、実は一番効率的なんじゃないかな?親としては、「削る勇気」を持ちましょう。
……と、頭じゃわかっていても、私は削れませんでしたけどね。