聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

涙なしでは読めない

“はやぶさ生命体”は不滅です
たとえば「地球を1円玉の大きさとすると...」…
「みなさんは、「はやぶさ」が地球からどれくらい離れたところまで行ったかを思いめぐらせたことがあるでしょうか。…さきほどのたとえでいうと400m以上の遠方にまで飛んだことになります。こんなに遠方にある1ミクロンにもみたない天体に着陸して地球に戻ってくるのです。」 …「ちなみにこれまで、人類が他の天体に着陸してもどってきたのは月だけです。その月はさきほどの1円玉のたとえでいうとたった60cmていどのところにあるのです。」
(元サイエンスマネージャ 藤原 顕)

2003年5月9日に打ち上げられた「はやぶさ」もとうとう7歳。
いよいよ来月には大気圏に再突入して、ミッション・コンプリートとなる見込み。

JAXAのサイトでは、「はやぶさ」の帰還に向けた特設コーナーが設けられ、「はやぶさ」の位置や状態のレポートや関係者からのメッセージが掲載されている。
上に引用した「地球を1円玉の大きさとすると…」のたとえ話も関係者からのメッセージの一つだが、直径1cmの地球から400m以上離れた直径1ミクロン未満の天体まで行って、岩石を採集して、また帰ってくる、にもかかわらず「はやぶさ」自身は大気との摩擦熱で燃え尽きてしまう、という途方もないミッションに携わってきた方々のメッセージには、彼らの7年間の思いが凝縮されており、正直涙なしでは読めない(妻にはからかわれるけれど…)。

あと少し。何とか無事に地球まで戻ってきてもらいたい。

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