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お気楽金融雇われ人の見聞録

もう参議院議員は50人くらいでいいんじゃない?

参議院議員選挙に向けて、スポーツ選手やら芸能人やら著名人の擁立が続いてますな。
今回の谷選手の出馬に関連して「著名人が知名度だけで立候補するのは良くない」とか「政治は片手間ではできない」という意見を見るけれど、どちらの意見も一面正しく、一面では正しくないと思う。
いわゆる「政策のプロ」としての議員は、片手間ではできないのはその通りと思うけれど、「政策のプロ」が暴走しないようモニタリングするのであれば、「政策のプロ」までのコミットメントは必要ないはず。

参議院は、もともと著名人が知名度を利用して立候補して、「人寄せパンダ」になることが当たり前のように行われてきたし、議員立法の数を比べたって衆議院とは比べ物にならない。
個々人の参議院議員が「政策のプロ」かどうかは、その人次第だけど、組織として見た場合の参議院は「政策のプロ」集団度が衆議院とはまるで違う、というのが私の認識。
なので、もういっそのこと、参議院は「政治を片手間でやる」人だけ集めて、衆議院に対する「ご意見番」としてだけ機能させればいいんじゃない?

そして、「政策のプロ」として生きたい人は衆議院に行くということで、参議院は定員を50人くらいまで絞ると。
そうすれば、参議院議員ひとり当たりの歳費もカットできるし(片手間が前提なので)、参議院全体の歳費も削れる。
「著名人が知名度だけを利用して立候補して」などと目くじら立てる必要もなくなるし、いいことだらけじゃないか。

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