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お気楽金融雇われ人の見聞録

十分な睡眠は仕事にも受験勉強にも重要

「昼寝をすると頭脳の働きが向上」:研究結果
『Current Biology』誌に今週発表された論文によると、夢を見るほどたっぷり昼寝できた被験者は、ずっと起きていないといけなかった他の被験者よりも、以前に学習した作業を素早くこなすことができたという。
被験者が見た夢は、常にではないが、目前の作業に関係したものであることもしばしばだった。夢が、課題として与えられた迷路を、以前の記憶に結び付けようとしていると見られるケースもあった。
(2010年4月27日 WIRED NEWS)

十分な睡眠をとることの重要性はよく聞くが、それを裏付けるような研究成果ということになるのかな?
難しい理屈はともかく、眠たい目をこすりながら仕事や勉強を続けるより、少し仮眠を取って頭をリフレッシュした方が、その後の効率が上がるのは誰しも経験するところ。

宵っ張り(スロースターターともいう)の長男Nは、受験勉強中、どうしても睡眠不足になりがちだった。
睡眠不足が何日か続くと、ただでさえ乏しいNの注意力がさらに落ちたり、せっかく覚えた知識も忘れっぽくなったりしてしまう。なるべく早く寝かせてやりたいと思いつつ、受験直前になってもボコボコ穴が見つかるので、少しでも埋めてしまいたいと親も子も気があせる焦る。
その結果、布団に入る時間が遅くなってしまい、日付が変わってしまったこともしばしば。寝るのが遅いので、朝起きるのも7時過ぎ。早朝学習なんぞ夢のまた夢という感じ。
思うように睡眠を取らせてやることができないという悪循環にはまってしまったのは、親として大きな反省点。このあたり完全に結果オーライであった。

そんなNだが、中学校に入ってからは、23時前後には布団に入るようになり、朝の6時からは眠たい目をこすりながら基礎英語を聞くようになった。
このところ、疲れがたまりつつあるのか、だんだんと6時起床があやしくなりつつあるけれど、それでも受験中のNの状態からは別人のよう。
とはいえ、5月以降は部活も本格化するので、早起きするのもつらくなってくるよなぁ…。
30年近く前を振り返れば、私も基礎英語を聞こうと早起きしていたものの、数ヶ月しか持たなかったという「前科」があるので、Nもいつまで続くかわからないが、可能な限りがんばってもらいたいところ。

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