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お気楽金融雇われ人の見聞録

若手教育と少年野球のコーチ、どっちがしんどい?

4月になって、勤務先のチーム(といってもボスと私の2人チームだが…)にメンバーが1人増員された。
形の上では昨年末に1人減らされたメンバーの補充だけど、前任が私と同年代の人物だったのに対して、今回は2年目の若手。
当然の成り行きとして、私が新加入メンバーの指導・教育・戦力化にあたることになった。

これまで仕事を引き継いだ相手は、私より年齢が上の人物ばかりだったので、これだけ若いメンバーに仕事を教えるのは初めての経験。
ある程度、経験を積んだ人間であれば、畑違いの部署から異動してきたとしても、会社の業務全般の知識や全体的な視野は備えている(しかも私とは違うバックグラウンドを持っている)し、新しい業務の勉強を自分でやることも給料のうち。
そんなこともあって、引き継ぐ側としては、一から十まで懇切ていねいに業務フローを説明する必要はなかった(それが良いかどうかは別として)。

でも今回のメンバーは、まだ会社の業務全般の知識や全体的な視野を備えていないので、日常業務の説明はもちろん、それぞれの業務のバックグラウンドとなる銀行業務に関わる基礎知識も併せて教えていく必要がある。
というわけで、ここ数日はつきっきりで、業務フローの説明→実際に業務を実施→バックグラウンドの基礎知識の講義(?)→業務フローの説明→…という繰り返し。

思っていた以上に大変ではあるが、これって子供に勉強を教えたり、野球のコーチをしたりすることと大いに通じる部分がある。
特に野球のコーチをするときは、新参者のコーチは子供と信頼関係が築けていないので、子供たちから遠慮なく「値踏み」される。 子供たちは「このおじさん信頼できる人なのかな?」という目でこちらを観察して、値踏みにパスしない間は、素直に言うことを聞いてくれない。
張り切って手伝いに来たお父さんで、この値踏みに負けてグラウンドに来なくなってしまう方もいるくらい、子供たちの値踏みは精神的にきついものがある。

それに比べれば、若いメンバーに仕事を教えるのは、まだ取っつきやすいかな?

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