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地学オリンピックの日本代表決定

「地学オリンピック」日本代表に高校生4人
中学、高校生らが地学に関する知識や考察力を競う「第2回日本地学オリンピック」(地学オリンピック日本委員会主催)の最優秀者4人が26日、決まった。
4人は今年9月にインドネシアで開かれる国際地学オリンピックに派遣される。
国内大会は今月24日から茨城県つくば市で行われ、全国から選抜された24人が、気象、天文、地質などの筆記試験と、岩石の鑑定など実技試験に挑戦した。
(2010年3月26日 読売新聞)

何でもオリンピックになるんだなぁ。
数学オリンピック物理オリンピック化学オリンピック、生物オリンピックは聞いたことがあったけど、地学オリンピックもあったのか。
昨年の国際大会では、代表の4名がみんな銀メダルを獲得しており、良い結果を残しているようだ。

日本での主催者「地学オリンピック日本委員会」のウェブサイトでは、予選の問題(pdf)を見ることができるが、1問目から地震波の屈折の問題が出ていたり、2問目は寺田寅彦の随筆をマクラにした問題が出されたりと、なかなか面白い問題が出されているんだなという印象。
本番の地学オリンピック問題の方が、最初の問題に天気図が出されたりで直球ど真ん中の問題が出されているというイメージ。
もちろん、こちらの問題も進むにつれて高度な問題が出題されているワケだが。

甲子園やインターハイも良いけど、こういう学習系の選手権に少しずつでもスポットライトが当たるようになってきているのは良いこと。ひとつのわかりやすい「勲章」になるので、いわゆる文化系・理数系の子供たちにもいい目標になっているんじゃないかな?

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