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お気楽金融雇われ人の見聞録

「はやぶさ」帰還まで3ヶ月

小惑星イトカワ」で岩石試料を採取して、地球に向かっている「はやぶさ」がいよいよ再突入ミッションに入る。
これまで幾多のトラブルを乗り越えて「はやぶさ」を操るスタッフのご苦労には頭がさがります。
とはいえ、帰還・再突入までにはまだまだ大きなチャレンジが待ち受けているようで、

「はやぶさ」の帰還とカプセルの再突入・回収にむけて
この帰還・再突入にむけて、今月から来月にかけて、「はやぶさ」探査機の運用は佳境を迎えます。よく受ける質問に、これからどんな難しさが待っていますか?というのがあります。
大変心配しているのは、
1.ホイールの寿命、
2.イオンエンジンの運転性、
3.漏洩燃料の再ガス化、
4.イオンエンジン運転中の軌道決定、
5.耐熱材の状態、火工品の環境、分離バネの経年変化です。
(2010年3月9日 ISAS

しかも、「はやぶさ」の再突入は1回きりのぶっつけ本番のイベントで、やり直しのきかないミッション。
最後にして、最大のチャレンジであるからこそ、スタッフの皆さんには、これまで通りのベストを尽くしてもらいたいなと思う。

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