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お気楽金融雇われ人の見聞録

第1志望校チェンジ

受験校のラインナップが決まってからも一筋縄では行かなかった。

9月から、模試シリーズが始まったが、Nの第1志望の学校にはまるで届かない。
10月に一度上昇の兆しが見えたのもつかの間、11月は自己ワーストの成績をマークしてしまう。この時の四谷合不合の偏差値は40を下回っていたはず。

Nも彼なりにがんばっていたのだが、他の子たちも必死でがんばっているので、成績はジリジリ後退していく。この時期は親子ケンカもあれば、夫婦ケンカもありで、親子ともども精神的にキツかった。

中学受験は時期が決まっているので、その時までに手に入れたカードで勝負するしかない。

しかし、秋の時点でNが身につけたスキルは、その学校の試験で勝負できるところにたどり着くために身につける必要のあるスキルに対して、相当の開きがあった。しかも、成績は右肩下がり。

高い目標を目指して努力することは大事だが、それは時間軸やもろもろのファクターとの兼ね合いで実現可能な目標とすべき。実現可能性にある程度の確信を持てないまま、やみくもに進むのは現実逃避にほかならない。

そう考えて、親としては、Nの第1志望校に見切りをつけた。

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