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お気楽金融雇われ人の見聞録

受験校えらび

第1志望の学校はN、併願の学校は親が探す分担にした。一般的なやり方だろう。Nには中学受験を始めた頃から憧れの学校があって、ここを第1志望の学校にしていた。Nの第1志望の学校は相当難易度の高い学校だったので、併願校としてはNの実力に見合った学校と概ね安心してみていられる学校を探すことが親のミッションであった。

まずは、ぶ厚い学校案内をひっくり返し、まずは通学時間や難易度でふるいにかけた。大学への進学実績も当然参考にした。とは言っても、進学実績は難易度と概ね比例しているので、結局は Nの実力に応じた学校を選ぶことになる。入るときの敷居が低いのに、進学実績が良い学校はないかなぁと俗な目で見てみたが、これだけ情報が行き渡っていると、いわゆる「掘り出し物」の学校というものは無いというのが実感。カリキュラムを変えたばかりで進学実績が出ていない学校はあるが、先物買いとして、これらの学校に賭けてみるという手はあるかなと思う。

我が家は特定の宗教に帰依しているわけではないので、特に考慮しなかったが、結果的には宗教色のない学校を選んだ形となった。また、Nはこれまで続けてきた野球を中学校でも続けるつもりでいたので、野球部がない学校は必然的に受験校候補から外れていった。

受験校の候補が出てきたところで、説明会を利用して、実際に学校に足を運んだ。説明会は入試の出題方針を話してくれる学校もあるので、受ける可能性がある学校にはなるべく足を運ぶべきだが、我が家は、説明会の内容より、その学校がもつ雰囲気、においというものを感じ取ることにウェイトをおいた。なので、受ける予定の学校はNはもちろん、私も妻も足を運んで雰囲気が肌に合うかどうか確認した。

客観的な情報からは大変魅力的な学校であるにもかかわらず、このプロセスで我が家の雰囲気には合いそうもないということで受験校から外した学校もいくつかあった。行って話を聞いてみると、想像していた学校像と違うということは普通にあるので、このプロセスを踏んでおくことは、結構重要と思う。最終的に受験した学校は、Nと妻と私の意見がそろった学校となった。

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