聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

サマーウォーズ

先週末から父は夏休みを取っており、すっかり休みぼけモードになっています。
更新もすっかり滞りがちになってしまっていますが、ぼちぼちアップデートしていこうと思っています。

さて夏休み初日、父は「さぁ、この1週間、Nにはガッツリ勉強させよう」などと達成困難な野望を抱いたものの、初日から野望は果たされないことになります。
夕方、夏期講習を終えたNを含めて家族みんなで、映画「サマーウォーズ」を見に行ってしまったからです。

この映画は、

「高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内(じんのうち)家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。

…栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう! 」(公式サイト

という、ある意味ベタなお話ではあります。

ベタなお話ではありますが、この映画は全編を通じて「あきらめないことが肝心だよ」とか「まだ負けていない!」、「まだあきらめない」というメッセージを発しているお話です。

中学受験合格という高いハードルに立ち向かうNも、気持ちが折れそうになることは多々あるだろうと思いますが、そんなNにこそ、この映画から元気をもらってもらいたいなと思い、父はNを連れて見に行くタイミングを計っていたのです。

Nが「サマーウォーズ」からどんなメッセージを受け取ったかはわかりません(父の思いを口にするのも野暮ですし)。まぁ、日々勉強に追われるストレスの解消に少しでも役立ったのならよしとしましょう。