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お気楽金融雇われ人の見聞録

永田議員が情報仲介者名を白状

永田議員の偽メール事件、情報仲介者の名前自体は、既にあちらこちらで出ていたので目新しさはありませんね。

永田議員、情報仲介者の氏名明かす
焦点となっていた偽メールを持ち込んだ情報仲介者の元記者の実名について、永田氏は「西沢孝氏」であると公表した。
(略)
また、情報提供の見返りとして金銭のやり取りがあったのではないかという指摘に対しては、「金銭のやり取りはない。情報提供の見返り、成功報酬の約束もない。(そうした指摘を受けるのは)私にとって不本意だ」と否定した。ただ、西沢氏が経営する会社の書籍を購入した代金として、自らの後援会資金から42万円を支払ったことを明らかにした。(YOMIURI ON-LINE 2006年3月24日)

それにしてもおめでたいのは金銭のやり取りに関する話。この手の情報がタダで手に入るわけありませんから、何らかのカネのやり取りがあっただろうとは思っていましたが、西沢氏の経営する会社の書籍購入代金として42万円支払ったって、総会屋の手口と同じじゃないですか。機関紙を定期購読したり、海の家を借りたりしていたため、社会的に糾弾された会社がいっぱいあるのに、今時こんなやり方が通用すると思っていたのなら、本当に浮世離れした人だと思います。

永田議員の人となりはメディアを通じてしか知りませんが、こういう方は俗世にどっぷり浸かってやって行く(やらざるを得ない)政治家という仕事は向いていないんでしょうね。