聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

アームストロング選手、ツール・ド・フランス7連覇

2005年のツール・ド・フランスが幕を閉じました。昨年までツール・ド・フランス6連覇していたランス・アームストロング選手が、戦前の下馬評に応えて7連覇を達成し、引退の花道を飾りました。

レースのレポートは、ランス・アームストロング選手にバイク(自転車ですな)を提供しているTREK社のレースレポートに詳しいですが、今年のアームストロング選手は個人でステージ優勝を獲得することなく終盤を迎えていたので、どうかしたのかとも思いましたが、第20ステージのタイム・トライアルで2位のヤン・ウルリッヒ選手に30秒の大差をつけて優勝、終わってみればアームストロング選手の圧倒的な力が改めて証明された大会だったと思います。

ところで、アームストロング選手の引退の理由は家族、特に子供たちとの時間を大切にするためというもの。ライバルのウルリッヒ選手やイヴァン・バッソ選手との競走をもう見られないと思うとちょっと(かなり)残念ですが、個人的には深く深く共感します。お子さんたちと楽しい充実した時間をすごしてもらいたいと思います。

そういえば、日本にも偉大なアスリートはたくさんいますが、「家族」が前面に出てくるアスリートでぱっと思いつく方って少ないような気がします。良い悪いという話ではないですが、「公」の場に「私」が出てくるのがあまり一般的でないというのがこういうところにも出てくるんでしょうか?