聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

宇宙旅行時代の始まり

宇宙飛行士の野口さんが乗ったスペースシャトルは、無事に宇宙ステーションにドッキングできたようですが、はがれた耐熱タイルのダメージが小さいといいのですが、同じミスを繰り返すとはNASAの信頼性も地に落ちたものです。野口さんをはじめ、乗組員全員が無事に帰還されることを祈っています。

NASAはそんなお寒い状況ですが、民間資本による宇宙旅行は着々と一般人にも近づいてきているようです。
英会社主催の宇宙旅行、川崎在住の56歳女性が当選
英国の宇宙旅行開発会社「ヴァージンギャラクティック社」が2008年に主催する宇宙旅行の参加者を決める抽選が29日行われ、川崎市内の団体職員の女性(56)が当選した。
1人の参加枠に7人が応募していた。抽選は、日本での代理店となっているクラブツーリズムの本社で公開された。
クラブツーリズムのサイトに掲載されている宇宙旅行の概要によれば、宇宙旅行というよりは「大気圏外体験」とでも言う方が実態に近そうですが、こんな感じのプログラムです。
米国での3 日間の訓練、メデイカルチェックプログラム後、出発。マザーシッップ(ホワイトナイト号)にて、高度50,000フィートの上空までスペースシップを運び、その後切り離しロケットエンジンを点火。音速の3 倍にて、4~5G フォースを受け、高度100 ㌔の宇宙空間へ。約25 分間の宇宙滞在と4~5 分の無重力を体験。窓の外に広がる宇宙空間と地球の姿を十分に満喫する。その後、地球に帰還。全フライトタイムは、2 時間半から3 時間を予定。
25分間の宇宙滞在とそのうち4~5分の無重力体験で、お値段は20万米ドル(約2200万円)ですか。う~ん、これを高いと見るか安いと見るかは評価の分かれるところです。私には到底手が出ませんが、死ぬまでに一度宇宙から地球を眺めてみたいものです。

これって確かホリエモンも出資している会社が研究している宇宙船ですよね。いつもの調子でもう少し安くしてくれないかなぁ。