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お気楽金融雇われ人の見聞録

「中学受験は算数で決まる」とは、こういうことなんだなと実感

長男Nの中学はフルタイムで授業が始まって一週間。部活の見学も始まった。

彼は、小学校に引き続き、野球部に入るつもりのようで、見学 の初日に早速出かけたらしい。やる気満々である。もっとも昨日は、雨で野球部の練習がなかったとかで、少林寺拳法部を見学してきた模様。最終的にどの部活をやるにしろ、自分の目で見て決めてくれればいいや。

授業の方は、ガイダンスが一通り終わったというところ。

入学式の日は、いわゆる検定教科書が配布されたので、Nの学校は検定教科書ベースで進めていくんだなぁと思っていたら、数学は1回目の授業で検定外教科書が配られたそうな。
で、別途もらってきたシラバスを見ると、検定教科書の中1の内容に相当する分は、半年くらいで終わるという「意欲的」なスケジュール。
まぁ確かに中1の検定教科書を見ると、正負の数はともかく、それ以外の事項は受験勉強の中で何らかの形で触れた項目がほとんどなので、受験で勉強したことを前提に進めるのであれば、半年で終わることも不可能ではないということか。

大学受験を目指す中高一貫校は、中学校の数学の内容を約2年間で終わらせる、というのは良く聞く話だが、これは中学受験で学習した内容を前提にしているのだなということが良くわかる。
逆に言うと、中学数学3年分を2年で終わらせるために学校が必要と考えるペースについて来れる(であろう)子供を入試で選抜しているということですな。

「中学受験は算数で決まる」とは、Nの受験中、いろいろな局面で見聞きしたフレーズ。
「中学受験は算数で決まる」=「算数の点数はばらつきが大きい」=「算数のデキで合否が分かれる」という文脈でよく聞いたけれど、実は中学校に入った後までつながっているんだなと実感。
ということは、「算数は少し点数が足りないけど、国語・理科・社会の3教科でカバーしよう」という作戦は、「受験に合格する」というミッションには有効だけど、入ってからが大変というリスクがあることを認識しておいた方がいいかもしれない。
次男坊Mのときは、そのあたりも視野に入れておく必要があるかな。

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