小中学生の41.7%が毎日PCを利用
※「聞いた、見た、読んだ。」からの転載です
子供がどの位の頻度でパソコンを利用するかを尋ねたところ、「毎日利用する」とした回答が全体の41.7%を占め、最も多かった。このほかの回答では「週に5~6回」(16.6%)、「週に3~4回」(18.4%)、「週に1~2回」(17.8%)などが横並びで、「週に1回以下」とした回答は5.4%だった。(2005年4月1日 nikkeibp.jp)
ネタフルさんのサイトで見つけたニュース。
10歳から15歳までの小中学生にアンケートした結果だとか。本当にパソコン使えて当たり前な社会になりつつあるということが実感できる。我が家の息子たちも、私をGoogleのオペレーター扱いして、好きな電車の写真が出ている画像掲示板などをサーフしたりしているから、もう少し大きな子供たちならこんな数字が出ても不思議ではないのだろう。
そういえば、去年佐世保で起きた血なまぐさい事件でも小学生のネットワーク利用がにわかにクローズアップされていたっけ。してみると、小学生も高学年になれば、自分のサイトを開設しているような子供もいるわけで、こんな感じでブログを日々更新している小学生もいるかもしれないということか。
小中学生のネットワーク利用ということで言えば、社会の方でも子供たちのネットワーク利用を促進するような動きがどんどん加速している気がする。
背景には「総合的な学習の時間」にいろいろネタを探したり、調べたりする機会が増えたということがあるのだろうが、Yahoo!きっずやキッズgooなど子供向けの検索サイトはいうに及ばず、官公庁の子供向けページがやたらと充実しているのには驚いた。
首相官邸キッズルームに各府省のキッズルームへのリンクページがあるのだが、キッズルームを用意している府省を列挙すると、首相官邸、内閣府、公正取引委員会、警察庁、金融庁、総務省、法務省、外務省、財務省、国税庁、文部科学省、厚生労働省、文化庁、農林水産省、林野庁、経済産業省、国土交通省、海上保安庁、環境省、参議院、最高裁判所、日本銀行と、ほとんどオールキャストである。無いのは宮内庁と防衛庁くらい。
「総合的な学習の時間」については、なかなかネタが見つからず体験学習の時間になってしまっているという話も聞くが、新聞の記事と検索サイトと官公庁のキッズルームがあれば、いろいろ工夫の余地がありそうだ。
親としても、息子たちの夏休みの自由研究のネタとして使わせてもらうことにしよう。