聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

さわってあそぼう ふわふわあひる

さわってあそぼう ふわふわあひる (いろとかたちとてざわりをたのしむしかけえほん)

さわってあそぼう ふわふわあひる (いろとかたちとてざわりをたのしむしかけえほん)

息子たち2人ともが大のお気に入りだった仕掛け絵本

「いろとかたちとてざわりをたのしむしかけえほん」というキャッチコピーの通り、見て触って楽しめる絵本です。例えば、最初のページは、見開きで「きいろくてふわふわの」「まる」の文字とともに、黄色い丸の中に毛糸が植えられているだけです。この黄色い丸は何だろうと思ってページを開くと、実はアヒルの子のおしりだったという種明かしがされる仕掛けになっています。

ページを開くと突然動物の絵が出てくるという仕掛けに子供は喜ぶようで、自分ひとりでページを開いたり、閉じたりして遊んでいたのが印象的な絵本です。私が読んでやるときは、ただ読んでいってもつまらないので、「黄色ってどれ?」とか「丸ってどれ?」というように簡単なクイズにして遊びながら読んでやるようにしていました。

読んでやっている頃の息子たちは、モノと名前の関連付けがだんだんできるようになる時期だったようで、ほとんど言葉を話せなかったのですが、指差しを使ってこちらの質問に答えてくれました。言葉が話せなくても、こちらの言っていることはちゃんと理解しているんだということを実感させてくれた絵本です。