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お気楽金融雇われ人の見聞録

Nの葛藤につきあう

「もう少し頑張りたい」と言って、A中学の入試に向けた準備を続けたNではあるが、思うように成果が出ず、だんだんA中学から気持ちが離れてきたようだ。

A中学のことを口にする機会が減り、代わりに併願校のB中学やC中学のことを気にすることが多くなった。
「最近はA中学じゃなくて、(併願校の)B中学の方が行きたくなってきたな。C中学もいいかも。」

机に向かいながら、そんなことも言う。この時期は、N自身、模試の結果や日々の学習の状況を踏まえて、いろいろ葛藤していたのだろう。A中学の受験をやめることを仄めかして、親の反応を探っていた部分もあったかもしれない。

こちらは「何がなんでもA中学!」などとは思っていないので、「受けたい学校を受ければいい。B中学やC中学に行きたい気持ちが強くなってきたのなら、それもOK。であれば、B中学やC中学を受ける機会が多くなる日程を組むのが良いな」と言うようにした。

そんな一方でNは「A中学目指してがんばってきたから、あきらめたくないな」と言うので、こちらもNの葛藤につきあうことにした。
A中学の入試は2月1日一発勝負だが、C中学も同じ日程で入試がある。こちらは、Nがいつ心変わりしてもいいように、A中学とC中学をダブル出願する準備を進めた。

Nが最終的にA中学を断念したのは出願直前。
1月校が不合格だったことが駄目押しになったのかもしれない。
親としては想定の範囲内。2月1日はC中学を受験することにして、最終的な受験校のラインナップが固まった。

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