聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

JR東海と小田急の乗客数と収益

今週は一足はやめの夏休みということでユルめにやっていこうと思います。上の息子が夏休みの自由研究に、「おじいちゃんの家の近くのJRの駅をめぐって町の様子を調べる」という難儀なテーマを選んだので、これからお供にでかけてきます。

で、さっき下調べにと思って、JR東海のサイトを眺めておりました。駅別の乗客数を調べたいなと思ったのですが、ちゃんとしたのが出ていないんですね。出ていたのは駅別乗客数のベスト10。う~ん、名古屋駅はともかくとして新幹線の駅ばかりじゃないか(当たり前といえば当たり前ですが)。これじゃローカルな駅の状況がわからないなぁ。ちなみに、普段利用している小田急1日平均乗降人員をすべての駅について公開していました。

両者を比較してみると、JR東海の新幹線駅以外で最も乗客数が多い金山駅の乗客数が約4万7000人。小田急の乗降人員は「乗り」「降り」がダブってカウントされている(はず)ので、金山駅と同じ乗降人員規模の駅というと、新百合ヶ丘、大和あたりですか。金山駅名古屋駅の隣で、JR東海東海道線と中央線、名鉄が集まる都心のターミナル駅というイメージなのに対して、新百合ヶ丘、大和は郊外のターミナル駅というイメージ。都心からの距離の違いは、東京と名古屋の人口の違いということですか。興味深い数字です。

だとすると、会社全体で見た乗客数は小田急の方が多そうなのですが、収入や利益はJR東海のほうが断然大きいんですね(収入で8倍、利益で12倍くらい)。JR東海がいかに新幹線の会社かということが良く分かります。