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男の子、女の子

性同一性障害男児 小学校が「女児」として受け入れ
兵庫県内の公立小学校が、心と体の性が一致しない「性同一性障害」(GID)と診断された小学2年の男児(7)を、女児として通学させていることが18日、わかった。地元自治体の教育委員会が、医師のアドバイスなどをもとに判断し、受け入れを決めたという。思春期の「第二次性徴」を控えた児童が体とは別の性で学校生活を送る例は全国でも珍しく、専門家からは慎重な対応を求める声もあがっている。
教育委員会によると、この男児は幼児期から、ぬいぐるみやスカートが好きで、男の子として生活することに苦痛を感じていた。小学校入学前の05年1月ごろ、大阪府内の病院で性同一性障害と診断され、医師からは「女の子と認めていく方向が望ましい」とアドバイスを受けたという。(asahi.com 2006年05月18日)

性同一性障害という言葉を見聞きする機会は増えましたが、小学校へ入ったということがニュースになるということは、性同一性障害を持つ人がありのままで社会に受け入れられている状況からはまだまだ遠いということなんでしょう(私の身の回りにも、知る限りでは性同一性障害に悩んでいる知人がいないので、全く人のことは言えませんけれども)。

性別に関する自己認識というのは何歳くらいからできてくるんだろう。私自身は、生物学的には男だし、自己認識も男ということなのだけれど、自分が自分のことを男だと認識するようになった過程についてはまるで自覚がないなぁ。私はいつ頃どうやって自分のことを男だと認識するようになったんだろう?

息子たちも自分のことを男だと認識しているようですが、いつ頃からそういう認識が出来てきたんだろうか。外から見ている限りでは、3歳くらいの時にはおぼろげながら男女の区別がついているように見えましたが……。それまでは男女関係なく仲良く遊んでいるんですが、この辺りから男の子同士集まって遊ぶことが多くなってきたような覚えがありますね。最近ではこれが行き過ぎて、日曜の朝にかいけつゾロリから始まって戦隊もの仮面ライダーと続いたテレビがプリキュアに変わったとたん「わぁ女の見るテレビだ」といってチャンネルを変えようとしようとするので、親は大笑いなんですが。

ところで、こういう生物的には男、自己認識は女という人(逆のパターンも)が、他人から男としての認識を強制されたりするのは、内心の自由の侵害に当たったり、セクハラに当たったりするんですよね?