聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

禁煙のコツ?

NIKKEIプラス1(日経土曜版)に「禁煙続ける読者のコツ」が出ていました。昨年12月の「何でもランキング」で「妻が夫に直してほしいこと」の第1位だったのが「たばこをやめて」だったそうで、それを受けてたばこをやめることに成功した人対象に行ったアンケート結果のようです。具体的には、禁煙が苦しくなったときの対応策として、回答が多かった項目が挙げられています。曰く、

  • 子供の健康を考える
  • たばこを買うお金でいくら貯蓄できるか考える
  • たばこを吸っている人の肺の写真を見る
  • ニコチンが自分の肺についている様子を想像する
  • 自分の最期をイメージする
  • 自分が死んだあとに残される家族の顔を思い浮かべる

記事では禁煙が苦しくなった時に喫煙のマイナスの影響を思い浮かべる方が多いとまとめていましたが、確かに「子供の健康を考える」はともかく、それ以外はかなり楽しくない内容ですね。私自身、たばこを吸わなくなってほぼ3年になりますが、私の場合はこんな感じでたばこを減らしていきました、禁煙のコツというほどのものではないですがご参考までに。

  1. 「たばこを止めよう」と思ったら、その場で禁煙スタート
  2. どうしても吸いたくなったら、無理しないで禁煙を中断する
  3. 禁煙を中断したことに対して罪悪感は持たない(ただし禁煙するという意思だけは持ち続ける)
  4. 喫煙を再開してしばらくして、再び「たばこをやめよう」と思ったら1.に戻って禁煙再開
  5. 1.から4.を何回か繰り返すうちに禁煙期間が延びて、いつの間にかたばこを吸わなくなっている

私の場合は1.から4.を3回くらい繰り返して、たばこを吸わなくなって今に至ります。ポイントは「禁煙することに対するプレッシャーを過度にかけない」というところでしょうか。禁煙をはじめた後に仕事のストレスや酒の場でたばこを吸いたくなる時が必ずありますが、そこでどうしても我慢できなくなったら、無理しないでたばこを吸ってしまう(禁煙を中断)ことにしていました。そして、そういう自分を許してしまうところもポイントだと思います。禁煙を中断した自分を責めてしまうと、禁煙そのものがストレスになってしまいます。禁煙をストレスと感じてしまうと、さらにたばこを吸いたくなり、ますます禁煙が難しくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。

なので、そこは「またそのうちたばこを止めたくなるだろう」くらいに軽く考えて、禁煙を前向きに中断してしまうのが良いのではないでしょうかね?最終的にはたばこを止めようと思っている限り、間違いなくたばこを止めたいと思う時が出てきます。そこで改めて禁煙フェーズを再開すればいいのです。