聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

暑い日は「打ち水」に限ります

お盆休みが明けた方が増えたのか、今日あたりから朝の電車もいつもどおりの込み具合になってきました。それに合わせたわけでもないのでしょうが、今週はやや涼しめだった東京の暑さが復活してしまいました。暑い。

最近は暑いときはエアコン、ではなくて打ち水で地面を冷やしましょうということで、暑い日が続くと我が家でも朝方打ち水をすることがあります。ただ打ち水で涼を呼ぼうと思うと、気休め程度に撒く程度では蒸発する水蒸気の熱気で却って体感温度が上がったりするので、結構な量の水を撒く必要がありますね。我が家の場合、結局水道からホースを使っての水撒きになってしまうので、あまり胸を張ってエコ・ライフだと言えないのですが…。

打ち水といえば、おととしくらいから日本水フォーラムが音頭をとって「打ち水大作戦2005」が展開されています。なんでも今年はパリでも打ち水をやってきたそうで、そのうち"Uchimizu"が"Mottainai"に続く日本発のエコ用語になるかもしれません。なんとフランス語で打ち水のやり方を説明したページもあります。(参照
江戸庶民の知恵・打ち水、パリで初公開
江戸時代の庶民の風習だった打ち水を紹介するイベントが17日、パリ市庁舎前の広場で行われ、真夏の涼がパリ市民の人気を呼んだ。
日本の民間活動団体「日本水フォーラム」が2年前から実施している「打ち水大作戦」の一環で、パリで開催されるのは初めて。
浴衣や法被を着た日本人留学生らボランティア約15人が打ち水の仕方を説明。パリ市民ら約50人が雨水や風呂の残り水など約600リットルの水を各自オケに入れた後、手やヒシャクで地面にまいた。日本流の涼しさの演出に「日本人の知恵を感じた。とても興味深かった」(主婦マリー・アンベールさん)などの感想が聞かれた。(YOMIURI ON-LINE 2005年8月18日)
…しかし「打ち水大作戦2005」のイメージキャラクターが萌えキャラになっているとは想定の範囲外でした。萌え恐るべし。

uchimizu_1 uchimizu_2 uchimizu_3