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お気楽金融雇われ人の見聞録

中国でもクールビズ

中国でも、日本と同様、政府主導でクールビズが進められているようです。
猛暑の中国、節電大号令・北京はクールビズ
中国国務院(政府)は5日までに、猛暑でエネルギー消費がうなぎ上りとなっているのを受け、政府各部門に節電などを厳しく求める通達を出した。温家宝首相自ら「節電型社会」を掲げて大号令をかけ、北京市では日本のビジネス軽装「クールビズ」と同じ職員のノーネクタイが提唱されている。 (NIKKEI NET 2005年7月5日)
日本のクールビズは理念に賛同する人は多いものの、実際の普及率はさほどでもなさそうですね。今日、エアコンのダイキン工業が発表した「夏のオフィスの空気に関する意識調査」でも、クールビズへの支持率がおよそ8割であるのに対し、実際にクールビズを取り入れている割合は4割程度であるとの結果が出ています。

通勤の行き帰りで見る限り、特に7月に入って雨が続いていることもあって、カジュアルスタイルで通勤している人は少なくなってしまったような印象があります。

そこへ行くと、中国の場合は政府の命令一下、あっという間に普及しそうな気がします。何といっても温家宝首相自らが「節電型社会」と大号令をかけているようですので、ひと月もしたら「エネルギー消費○○%削減を達成!」と高らかな勝利宣言が聞けそうですね。実態はいざ知らずですが(^^

それにしても、「同紙は、中国の一部地方で公務員1人当たりの電力消費量が一般市民の19倍に達すると「無駄遣い」を指摘している。 」って…。

中国の公務員は本当に特権階級だということがよく分かります。