謝るって難しい−ごめんねともだち
思わず「あるある」とうなずきたくなります。ゲームで負け続けたときはもちろん、ちょっとした感情の行き違いなど、誰でも一度はこういう経験をしたことがあるでしょう?
オオカミの家で仲良くゲームで遊ぶオオカミとキツネ。なぜか今日はキツネの方にツキが偏ってしまったようです。負けてばかりのオオカミはイライラして、ついにはキツネを追い出してしまいます。
オオカミは自分が悪いことにすぐ気づきキツネに謝ろうと思うのですが、ついつい意地を張って謝ることができません。キツネの方も自分からオオカミを許してや労と思うですが、ついつい意地を張って切り出すことができません。何かきっかけがあれば…
こういう場面でスパッと上手に謝ることができるのが、人づき合いの極意なのでしょうが、子供はもちろん、大人になっても謝るって本当に難しいですよね。謝ることのメリットを(やや大げさに)教えてくれる絵本です。