聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

ねぎぼうずのあさたろう − その2 しゅくばはずれのけっとう

前回、あさたろうは、やくざの親分やつがしらの権兵衛が雇った追手、きゅうりの九兵衛を何とかやっつけましたが、今回は権兵衛自らが子分たちを引き連れて、あさたろうを追いかけてきます。しかし、この子分ども、数は多いのですがあまり頼りになりません。ザコキャラというやつですね。

その頃、宿でぐっすり眠るあさたろうの寝床に忍び込んできたこそ泥のにんにくのにきち、あさたろうのねぎ汁にやられてあさたろうの旅のお伴をすることになります。ねぎ汁を目に喰らって目が覚めたらしいです(^^。次の朝早く、あさたろうは、にきちの手引きで宿を抜け出します。これに気づいた権兵衛一味があさたろうを追いかけます…。

一度読んだらクセになる浪曲風絵本「ねぎぼうずのあさたろう」の第二弾です。あさたろうに、にんにくのにきちというお伴ができ、二人で力を合わせて敵をやっつける。まさに少年モノの王道を行く展開です(時代物の王道とも言えますが…)。第一弾のあさたろうと同じように、あさたろうやにきちにたっぷり感情移入して、芝居っ気たっぷりに読んでみてください。きっとお父さんのストレス解消にもなるはずです。