聞いた、見た、読んだ。

お気楽金融雇われ人の見聞録

ペンギンたんけんたい

ペンギンたんけんたい (どうわがいっぱい)

ペンギンたんけんたい (どうわがいっぱい)

「探検隊」といえば、私の年代では「川口浩探検隊」を思い出す方が多いのではないでしょうか?

嘉門達夫さんが「行け行け川口浩」で「♪か〜わぐち ひろしが〜 洞窟には〜いる〜」と歌っていたあの探検隊です。残念ながらシリーズは終了し、川口浩さんが亡くなってからかなりの年月が経ってしまいましたが、最近あの藤岡弘、さんによって「藤岡弘、探検シリーズ」として、リバイバルされていたんですね。6回も放送されていたのに全く気づきませんでした。

ペンギンたんけんたいは、帽子をかぶり双眼鏡をぶら下げて常に探検隊の先頭を進む隊長と、その後ろに続く副隊長とノートを抱えた副々隊長、さらにヒラの隊員たちが47羽、合計50羽のペンギンで構成されています。

ペンギンたんけんたいは、カヌーに乗って南の島に到着すると、早速探検を始めます。最初に見つけたのはライオンです。なぜそんな南の島にライオンが…、というツッコミは無しです。その次はニシキヘビ、さらにその次はワニと出会うのですから。ライオンたちは普段見かけないペンギンを見て大きな声で彼らを脅すのですが、ペンギンたちはまるで驚きません。ずんずん、ずんずん島の中を進んでいきます。ペンギンたんけんたいはいったい何しに来たのでしょう?

川口浩探検隊は真面目にコミカルだったところが最大の魅力だったと私は思いますが、真面目にコミカルという点ではペンギンたんけんたいも負けていません。しかもペンギンたんけんたいは、単に南の島を探検するだけでなく、ちゃんと役に立つものを残して去っていきます。このあたりは川口浩探検隊より上手かも知れません。ぜひBGMに「行け行け川口浩」を流し、川口浩探検隊のあのノリで朗読してみてください。