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お気楽金融雇われ人の見聞録

インターネットスキルとして子供に何を教えたらいいのだろう?(その2)

以前、「インターネットスキルとして子供に何を教えたらいいのだろう?」というエントリーを書きましたが、小学校ではネットワークスキル教育に向けてのノウハウ蓄積が徐々に始まっているようです。
[教育ルネサンス]子供のネットトラブル(YOMIURI ON-LINE 2005年10月10日)
高学年の子供がいる家庭のうち、16%に子供専用のパソコンがあり、そのほとんどが子供部屋に置かれているなど、保護者の目の行き届かない場所でインターネットを使える子供が増えている。
一方、正規のホームページを装って、住所や電話番号などの個人情報を入力させてだまし取ろうとする「フィッシング」について、子供に説明できる保護者は約20%だった。また、少年事件の容疑者の氏名や顔写真が掲載されるなどトラブルが多発しているインターネット上の掲示板「2ちゃんねる」について、説明できる保護者も約30%にとどまるなど、インターネットに対する保護者の知識は決して高くない。
2ちゃんねるについて説明できればインターネットに対する知識が豊富といえるのか?というツッコミはさておき、インターネットに対する保護者の知識が高くないというのは、自分も含めてその通りでしょう。特に、「インターネットの『安全な』使い方を教える」というスキルが充分あると自信を持っていえる保護者はほとんどいないように思います。

今回の記事では、家庭での安全対策のポイントが3点挙げられています。

1. 子供部屋ではなくリビングにパソコンを置く
一番いい安全対策は、親の目の届く範囲にパソコンを置く。子供だけでパソコンを使わせない。

2. 家族でインターネットを楽しむ
メールをやり取りしている相手を親が聞き、子供の人間関係を把握しておく。

3. 「フィルタリングソフト」をパソコンにインストールする

なるほどねぇと思いつつ、1.や2.の項目は、パソコンやインターネットという単語をゲーム機や携帯電話と入れ替えても、それなりに意味が通じるなぁという印象。小学校を出るくらいまでの間は、比喩的な意味も含めて、子供を親の目の届くところにおいておくというのが重要だということだというところでしょうか。